
店頭で緑を生けて飾っていると、お問合せをいただくことの多い垣野さんのデルフトの花器。今回お客様ご注文分の出来上がりのご連絡をいただき、ご注文分とは別に1点販売用に持ち帰らせていただきました。

お店で飾っているものよりひとまわり小ぶりですが、いろいろな丈の植物を生けやすいサイズ感だと思います。
“デルフトの花器”は、オランダのデルフト焼きのスズの釉薬を使ったとろっとした釉調が特徴で、薪きストーブの灰を調合し、本家のデルフトより柔らかい白になるようつくられているそうです。

やわらかな白の質感がこの季節の瑞々しい緑や花々ととても相性が良いです。
お店で飾っている植物は低木のコバノズイナ。毎年この時期に白く小さな花をたくさん咲かせてくれます。秋には葉が紅葉しあまり大きく育ちすぎず綺麗な株立ちで庭木にとても向いているかと思います。
