大暑 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)

二十四節気 】大暑(しょうしょ)7/23~8/6頃

【 七十二候 ・次候 】土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし) 7/29〜8/1頃

潤った土壌が、高い気温により暖められ、熱を発することや、熱そのものを「土熱れ
(つちいきれ)」といいますが、まさにこの時期の蒸し暑さを体現している言葉。

また、じっとりと蒸し暑いことを表す「溽暑 (じょくしょ)」は、陰暦6月の異称にも
なっているようです。

梅雨前に赤シソにつけていた梅を干す頃になりました。三日三晩天日干ししながら、
しっかりと夜露に当たることがしっとりと美味しい梅干しになるようです。
自然の気候を利用してつくられる保存食、本当によく考えられているものです。

酸味は疲労回復、塩気は熱中症対策にも。梅干しは万能ですね。この夏の猛暑も食や
涼の両面で乗り切っていきたいものです。