「霜降」 霜始降 霎時施 楓蔦黄

【 二十四節気 】
霜降 そうこう 10月24日頃

【 七十二候 】
初候 / 霜始降 しもはじめてふる(10/23 頃)・・・霜が降り始める頃
次候 / 霎時施 しぐれときどきほどこす(10/28 頃)・・・ 小雨がしとしと降るようになる頃
末候 / 楓蔦黄 ふうかつきなり(11/2 頃)・・・ モミジやツタの紅葉が始まる頃

よく庭先で見かける柿の木、この枯れ木にしなってなっている感じがいいですよね。


二十四節気では「寒露」が過ぎ「霜降」となりました、、、という記事をあげようと途中になってしまい、あれよあれよともう2日後には「立冬」です。今頃この記事を書くのもどうかなと思いましたが、飛ばすのも何となく気持ちが悪いので、いつにも増して何の意味があるのかわからない四季雑記となりそうです。。。

白く可愛い秋明菊


「霜降」秋の最終期、朝露が霜へと変わる頃。
霜が降り始め、小雨がふるようになり、山は紅葉で色づいていく、、、七十二候に記してあるように、季節の移ろいはこまやかに冬への準備をしていくのですが、年々秋が秋でないような暖かさ。今年の3連休にかぎっては日差しが差すくらいの夏日となり、秋晴れで嬉しいなを通り越して、各地の災害を見ても地球の悲鳴を見過ごせない状況となっています。

そんなことを書きながらも何もできない自分、いやしていない自分、不甲斐ないですね。。。

おそらく「丸葉縷紅」と書いて「マルバルコウ」という野草。見過ごしてしまいそうな小さな野草です。


二十四節気・七十二候を見ていくことは、自然と共存しながら慎ましく四季ある生活の中で生きてきた昔の日本人の知恵や教えがあるように感じて、そんな意味でも先人の四季のうつろいをなぞらえ感じていきたいなと、そう思った次第です。

なんだか反省文のようになりましたが、これからもつらづらと四季雑記を書いていきたいと思います。

場所柄とってもとっても生えてくる健気でたくましい秋桜