「立秋」 涼風至 寒蝉鳴 蒙雨升降

【 二十四節気 】
立秋 りっしゅう

【 七十二候 】
初候 / 涼風至 すずかぜいたる
次候 / 寒蝉鳴 ひぐらしなく
末候 / 蒙雨升降 ふかききりまとう

暦の上では立秋となり少しずつ秋の気配が感じられる頃
まだまだ暑すぎてぴんときませんが
数日前より急に日が短くなってきたのを感じます
立秋も5日ごとの3つの時候を経て次は「処暑」です

大活躍のノニックスタンブラー

立秋の初め、熱風の中に秋の涼しい風が入り混じり
お盆過ぎの中頃では、ひぐらしや鈴虫などの鳴く声が目立つようになり
終わり頃には山に白く深い霧が立ち込み、朝夕は涼しく感じられるようになる


夕方になるとトンボが飛び始め
ひぐらしや鈴虫の鳴き声が聞こえてくる、、、
夏の夕暮れ時、いいですよね〜
山に近いところや高台のお家では割と早くからひぐらしの声が
聞こえているのではと思います

いつか行った九重のキャンプ場


昆虫も暑さには意外にデリケートのようです
例えば鈴虫が活発に鳴く気温は15〜30度だそうで
そういえばうちの庭で鳴くクマゼミも、午前中は
何デシベルあるのかと測りたくなる大音量で鳴きますが
お昼過ぎの日中一番暑くなる頃には鳴き止みます
そして夜中には鳴かないので、クマゼミの活発になる
気温はとっても狭いのかもしれません

8月でも朝晩は寒いくらいの山の中


それにしても、すぐ近隣にはセミがとまる木々がないので
毎年うちの木にクマゼミが大集合、その鳴き声と言ったら
近所迷惑になっていないか気になるレベルです

たまに、迷い込んで家の壁にとまった
ミンミンゼミが「ミーンミーン♪」
ツクツクボウシが「ツクツクボ〜シ♪」と聞こえると
田舎の祖父母の家で過ごした夏休みを思い出したり
小学生の頃の夏が蘇り「行かないで〜」と愛おしくさえ思えてきます

それくらいうちではクマゼミが大占拠、、、
アブラゼミもいるような気もしますが、
セミの中で一番体が大きく、人が通るたびに慌てふためき飛び回り
悲鳴にも似た鳴き声をあげ、必ずおしっこをひっかけていくという
毎朝恒例の出会いがあるので、クマゼミしか目に入りません

なんだかその勢いで色々なところにぶつかり
寿命を終えているような気もして
地上に出てからの命はとっても短いのに気の毒になってきます

なので、毎日そ〜っとそ〜っと木の側を通り
いかにセミに気配を感じさせないように家を出れるか
毎年の私の夏の日課となっています(大袈裟、、、)

いつかの”ゆふいん”の小川(少しでも涼しげな画像を、、、)

一体何の話をしているのかと思われるかもしれませんが
災害さえなければ、やはり私にとって夏は
昔から一番好きな季節だということです

暑い暑いと言いながらアイスを食べたり
セミの声をうるさく思ったり
地味な夏しか過ごしていませんが
なんだかんだ好きなのです

猛暑のなかった小学生の頃の夏
「にっぽんの夏」返ってこないかな、、、

とここら辺で
今日もしっかり、とりとめない話で終わります。。。