私もずっと愛用している 森の香りのアイピローは、小豆袋を電子レンジで温めて、外袋に専用のアロマウォーターを吹きかけ使用します。
小豆から出る蒸気が目や肩、腰などをじんわりと温め、専用のアロマウォーターを外袋に吹きかけることで、森の香りにつつまれ心身ともにリラックスできます。寒い時期だけでなく、エアコンの聞きすぎた部屋でのデスクワークや、血行の流れがよくない時など1年中使える癒しのアイテムです。
こちらもまた、久恒山林さんのこだわりがたくさん詰まっています。
小豆は、国産の有機無農薬小豆を使い、袋の生地は国産間伐材の杉や檜の和紙から布に織り上げた木糸の布で、職人の手によってひとつひとつ丁寧に縫製されています。
耶馬渓産のヒノキやスギ、クロモジなどでできた専用のアロマウォーターはもちろん、久恒山林さんの自社にて収穫から蒸留まで手作業で行い、天然の芳香蒸留水と精油からできています。
先日ちょうど、蒸留される場面を見させていただくことができ、大きくて太い幹をとても細かいチップになるまで裁断し、それを大量に蒸留釜に入れ、水蒸気蒸留法でわずかの精油と芳香蒸留水が抽出される、その日はそれを4回繰り返すとのこと、100%純粋な精油を得るためには大変な労力と作業が繰り返されています。
小豆の材料ひとつとっても安定した材料の確保は難しいそうで、「小豆だけ国産でない無農薬でないものは使いたくない」と久恒さんの奮闘されるお話しを聞きながら、こだわりの裏には必ず苦労や手間暇がかかっていて、それが安心と信頼のものづくりに繋がっているのだなあと改めて実感いたしました。
そんなこだわりのいっぱい詰まった久恒山林さんのブランド「六月八日」には、良心的な価格にも、使う側への想いが現れているように思います。